活動報告

かめのえんそく

開院準備で忙しい毎日が続き精神的に余裕がなくなっていた時期がありました。
そのような時に、子供が幼稚園で覚えてきた歌を歌ってくれました。それが、「かめのえんそく」です。カメがゆっくり動く様が目に浮かぶ何気ない歌でも、自分にとっては、「マイペースで良いのだよ」と、立ち止まり周りを見渡せる余裕を貰いました。(是非聞いてみてください)

カメの遠足は三日前からリュックサックに おかしをつめる
カメの大好きな チョコレートはベタベタとけて もう食べられない
のんびりいこう のんびりいこう いそいでいくと すぐおわるだろう
のんびりいこう のんびりいこう ゆっくりいけば まだまだつづく

カメの遠足は 夜明け前から みんな集まる バス停にむかう
お昼になって やっと着いたら みんなとバスは もういなかった
のんびりいこう のんびりいこう いそいでいくと すぐおわるだろう
のんびりいこう のんびりいこう ゆっくりいけば まだまだつづく

お昼ごはんを バス停で食べて そろそろ山へ むかいましょうか
足どりかるく 口笛もでる 山についたら 何をしようか
のんびりいこう のんびりいこう いそいでいくと すぐおわるだろう
のんびりいこう のんびりいこう ゆっくりいけば まだまだつづく

カメの遠足は夜になっても 山にはとても とどかなかった
明日があるさ 星がきれいだ カメはねむる 山を夢見て
のんびりいこう のんびりいこう いそいでいくと すぐおわるだろう
のんびりいこう のんびりいこう ゆっくりいけば まだまだつづく
ゆっくりいけば まだまだつづく

痛みは大別すると急性痛と慢性痛に分けられます。

慢性的な痛みで生活レベルが低下している場合、痛みを軽減させながら体を動かしていくことが重要となります。開院してからの代表的な慢性痛を上げると、変形性膝関節症による膝痛、肩こりによる頭痛、慢性腰痛、五十肩が多くなっています。これらの痛みの原因は、関節の可動域の低下や筋肉の凝りによるものです。

このような場合は、神経ブロックや内服薬による痛みの軽減を図るとともに、自宅でのセルフストレッチ(当院では理学療法士によるリハビリ指導を行っています)が重要となります。

関節の可動域や筋肉の柔軟性を再獲得することまでに時間を要しますので、焦るときもあろうかと思います。そのような時は、「かめのえんそく」を思い出して、のんびり頂上を目指すのも良いのではないかと思い紹介させて頂きました。

関連記事